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3章 10

Penulis: 深田あり
last update Tanggal publikasi: 2026-05-29 20:27:17

 休み時間。俺はどうしても答えを知りたくて、彼女のもとへ行き、問いかける。

「なあ、アコ」

 すると、アコが顔をあげ、やけに真剣な顔つきでこう言ってくる。

「……八島くん。えと、今日、八島くんのおうちに行ってもいいですか?」

「え!? 勿論! いいに決まってるじゃん!」

 これまた予想外な展開。

「わかりました。では放課後」

 アコは小さく頭を下げ、俺から視線を逸らした。会話してくれないということか。

 でも――

「ん? これは……期待していいのか?」

 少しだけ、でも、やっぱり何かおかしい。

 一体どういうことだろうか?

「放課後だ」

 紐育が気軽に俺に声をかけてくる。

「八島ー、今日一緒に遊ばない?」

「あ、悪い紐育。実は今日はちょっと用事あるんだ」

 俺の反応を見て、紐育が手を後ろに組み、じろじろと舐めるように見回してくる。

「ふうん、ま、たまにはしょうがないか」

 
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